土曜日から日曜未明にかけてちょっと出かけてたんで、日曜は昼まで寝てた。 妙にうるさいヘリの音で目を覚ましたした所に電話が掛かってきた。 電話に出ると何故か安否の確認をされて「よかったよかった」と…。 状況もわからず「は?どしたの?」と尋ねると、詳しい状況はわからんけど 中央通りで何人か刺されたらしいと。さらに「は??なに??」って感じ。
テレビつけてもエコが何とかとかくだらない番組やってるだけだったんで、 いつも通りネットを見てみると「【速報】秋葉原で傷害事件が起こった模様」と。 状況を確認している間にも安否確認の連絡が。
刻々とディテールが見えてくる。どうなってんだよこれ? まあこれ以上は書くまでも無いか。
一通り知り合いは被害に遭ってない事を確認したら、 心から「良かった」という感情に支配される自分に気づく。 その瞬間、なんともいえない嫌悪感と、 知った顔が無事ならいいや、人間なんてこんなもんだろ?って気持ちが押し寄せてくる
日にちはかわって先ほど、仕事帰りにいつもどおり中央通りを走っていると 大きな献花台とその周りを囲むテレビカメラ。 見慣れた風景の中の妙な違和感に、ここで何人もの人が殺されたんだという現実感と、 なんか遠い所で起きたような希薄な感覚。
ああ、こりゃマスコミも当分飯の種には困らんだろうな。 むしろ犯人と被害者に面白おかしいバックグラウンドがあって できれば模倣犯なんかが出てくれば万万歳。なんて思ってるんだろうな。商売だしね。
なんて思うとなんともいえないやり切れない気持ちに。死にたくなかったろうな。 ちょっと離れた所から手を合わせてきました。命を落とした人達のために。そして自分のために。 |